2学期が始まります

2015.08.24 Monday

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    JUGEMテーマ:日常
    近隣の地域では、いよいよ今週から小中学校で2学期が始まります。
    大阪府寝屋川市では、何の罪もない中学1年生男女が殺害されるという事件が起き、ここ数日そのニュースばかり見ていました。
    無念としか言いようのない事件。
    たとえ容疑者が逮捕されても、今後真相が解明されたとしても、二人は戻ってこない。
    親、近親者、同学年の生徒たち、担任の先生、同学年の先生がた、・・・どれだけ悲しい、悔しい思いで2学期を迎えることになるのか・・・
    近頃本当に後味の悪い凄惨な事件が後を絶たない。

    そんなことを思いながら寝てしまった昨晩、妙に現実味を帯びた夢を見た。
    夏休み最後の週。私は中学校1年か2年の担任をしている。
    まだ暑い中、他のクラスの生徒は、毎日登校して、文化祭の準備を頑張っている。
    劇の台本を読み合わせしたり、大道具作りをしたり、クラスによっては舞台練習をしているクラスもある。
    ところが、我がクラスは、文化祭の劇の台本どころか、配役はおろか、題名、内容さえ決まっていないまま夏休みを迎えてしまった。
    そして、そのまま夏休みが終わろうとしている。
    どうしてこんなことになってしまったのか?思い出せない。
    ちょっと学級の代表の生徒に電話連絡してみよう。
    えっと・・・・学級代表(学級委員)の名前は?文化委員の名前は?・・・思い出せない・・・
    電話口で困っているところに、他のクラスの生徒が私に声を掛けてきた。
    『先生のクラス、夏休みに文化祭の準備しなくて大丈夫なの?うちのクラス、だいたい完成してるよ・・・』

    なぜ、何も決めずに1学期を終えてしまったんだろう?・・・・・・・・
    って魘されていると、うっすらと目が覚めて、朝5時。
    まだボーっとした頭に『あっ?夢だった』って、胸を撫で下ろしている自分がいた。

    中学校教諭を引退して7年も経つというのに、今でも、年に数回、こういう嫌な夢を見る。
    それもやたら現実味を帯びている。
    生徒指導でどうしても生徒に理解してもらえない夢、進路指導で集計期限や重要書類提出を忘れていた夢、授業がうまく進められず生徒と揉める夢・・・・・
    何もかも、決まってうまく行かない夢ばかり。
    きっと一生、時々、こういう不安な夢に魘されながら生きて行くのだと思います。

    そりゃ、現役教師時代は、馬車馬のように精一杯やっていてもうまく行かない事は頻繁にあったものです。
    うまく行ってあたりまえの世界でしたから、なんとかうまく行くように帳尻を合わせる努力もしたものです。
    きっと、その無理な帳尻合わせの罰が当たってるのだと思います。
    小中学生諸君が、少し短めの夏休みを終え、みんな元気に、笑顔で2学期を迎えられることを祈っています。

    今日も忙しい一日でした。

    短くなった夏休み

    2015.08.21 Friday

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      JUGEMテーマ:弾き語り
      最近の小中学生は、地域によって夏休みが短くなった所が多いですね。
      週5日制によって授業時間数の確保が困難になったという事情に、学校にエアコンが設置されたという物理的な条件が加わり、多くの小中学校では来週ぐらいから2学期がスタートするところが多いようです。さらに、高等学校では3学期制から前期後期制になってきたところも増えてきて、『夏休み』というイメージも昭和の頃とは随分変化したような気がします。

      私が子供の頃は、夏休みが40日以上ありました。
      そして、その長い夏休みは2週間以上、母方の実家で過ごしたものです。もっと長かったかもわかりません。
      小学校高学年になると、1人で旅支度をして、近鉄特急ビスターカーや、国鉄関西線、紀勢線に乗って里帰りをしていました。
      三重県津市の海の見える小高い丘の上に故郷の家はあって、朝は虫取りカゴと虫網を持って昆虫採集へ出かけたり、自転車に乗って知らない街を探検したり、午後はほぼ毎日、御殿場海岸へ海水浴に、夜は花火をしたり、桃やスイカを食べたり、夏祭りに出かけたり・・・・来る日も来る日も遊び呆けていたことが懐かしく思い出されます。
      故郷の夏休みには、従兄弟や近所の子など、普段の学校の友達とは違った夏休みの友達がいたものです。
      そして、夏休みが終わりに近づき、いよいよ自宅へ帰るという頃になると、夏休みの友達との別れがとても悲しかったのを覚えています。
      帰省の期間が長ければ長いほど、その別れは辛いものでした。
      『9月になれば会えなくなるね』とか『夏の終りはなぜ悲しいの?』という淋しい感情は私の個人的な思いかもわかりませんが、
      『さようならの予感』という曲は、そういう少年時代の夏休みの感情を書いた曲です。

      ダラダラと遊び呆けた結果、毎年、8月後半の数日間は、溜め込んだ夏休みの宿題に追われ、悲壮な日々を過ごしていました。
      そして『来年こそサッサと宿題を済ませて・・・』と決意を胸に2学期がスタートするのですが、その反省は一度も活かされたことはないまま学生時代を終えた私だったのです。

      私が、今でも鉄道が好きだったり、田舎の駄菓子屋の雰囲気が好きだったり、古い物が好きだったり、・・・今の私の原点は、三重県津市の故郷で過ごした夏休みにあるように思えてなりません。

      しこちゅー?

      2015.08.20 Thursday

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        JUGEMテーマ:日常
        四国中央市はその中心部に大王製紙をはじめ、多くの製紙工場や再生紙加工工場などが集まっていて、たくさんの煙突からモクモクと上がる真っ白い煙?湯気?と複雑な配管がつながる工場が立ち並ぶ風景には圧倒されてしまいます。(川之江城跡より撮影)


        さて、つい最近、ラジオのある番組で、『しこちゅー』という四国中央市のマスコットキャラについての話題が出ていて、何気なくその話を聞いていて、車がまっすぐ走らないほど涙を流して一人笑い転げて噴き出してしまいました。
        シコチュー?ティッシュの箱をぶら下げている?セイシ工場がいっぱい?書道甲子園で筆をおろす?えー?何それ?・・・
        話を聞けば聞くほど、2重3重の意味深な下ネタ受け狙い?みたいに思えて、しばらく笑いが止まりませんでした。
        先日行った川之江城の受付に、『しこちゅー』の印刷された箱ティッシュを発見し、思わず、『ああ、これがしこちゅー?』みたいな感じで、思い出し笑い。話から想像していたよりはずっとかわいいネズミのキャラでした。
        ティッシュの箱に、ティッシュをぶら下げているしこちゅーが印刷されているというところが芸が細かい。

        そして、帰りに娘夫婦が『しこちゅーの瓦せんべい』なるお土産をくれて、また3度目の思い出し笑い。
        黄色いネズミのしこちゅーが「書道甲子園」と書かれた青い箱ティッシュをぶら下げて走っている姿がなんとも可愛い。
        今回は入手できなかった、しこちゅーの箱入りティッシュを、是非また入手してみたいものだと思ってしまいました。



        上の画像は、タオルの町、愛媛県今治市のマスコットキャラ「バリィさん」の焼きしょこらです。
        娘夫婦と孫が帰省中に実家のご両親にタオル美術館まで連れていってもらったそうで、そのお土産です。
        とてもおいしかったですよ。

        このところ、ひこにゃん、ふなっしー、ねばーるくん、くらわんこ、ひらにゃんこ、ひこぼしくん・・・・などなど全国津々浦々、マスコットキャラやゆるキャラブームですが、「しこちゅー」には今回、こんなに笑ったの何年ぶり?ぐらいの感じで笑わせてもらいました。

        四国3県を巡ってきました

        2015.08.19 Wednesday

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          JUGEMテーマ:国内小旅行
          お盆も終わり、いよいよ8月も終盤に差し掛かります。
          暑さとプライベートの忙しさに阻まれて、仕事が一向に捗りません。
          倉庫という倉庫はすべて、買い取り荷物や引き取り荷物や市場で仕入れた荷物など、何もかも手つかずの状態で、倉庫の入口から入ることもできない状態。
          そんな中ですが、娘夫婦や孫の盆休み休暇に合わせて、今年も愛媛まで車を走らせ、家内と二人、温泉つきの道の駅で2泊の車中泊を楽しんできました。
          8月13日、娘夫婦と孫を実家へ送り届けたあと、愛媛→香川→徳島とドライブし、祖谷渓を巡ってきました。
          祖谷には、平家落人伝説があり、とても興味深く巡りました。
          吉野川沿いにそそり立つ険しい断崖絶壁には、山の上のほうまであちらこちら集落が点在しています。
          驚きというのか、感動というのか、・・・何と言ったらよいのでしょうか。
          水は山の湧水でしょうか?電気は?ガスは?食糧は?・・・と素朴な疑問が次々に脳裏を過り、あんな険しい山の中に何百年も暮らし続けている人たちに畏敬の念とでもいうのでしょうか?本当にすごいとしか言いようがない気持ちでした。
          たまたま、現地の郵便局で働いておられた方とお話しをする機会があったのですが、冬は郵政カブ(郵便バイク)にチェーンを巻いて配達するのだそうです。それでも冬場の転倒事故は日常茶飯事で、足の骨折、肩の骨折、首のケガなど、ケガが絶えなかったそうで、命の危険を感じることも少なくなく、定年を待たずに退職されたそうです。
          祖谷渓では、『かずら橋』が有名なので、行ってみたのですが、駐車場待ちの車がいっぱい。あっさりあきらめて車でかずら橋の横を通り抜けると、なんと、かずら橋を渡る人の順番待ちの長い列ができていて、『ここが最後尾』のプラカードを持った警備員が立っている光景にびっくり。こんな秘境の山深いところまで盆休みの人が押し寄せているとは・・・・
          もっと人の少ない季節?(っていつだろう?)に、また来てみたいものです。
          昨年の4月に車中泊した道の駅『霧の森、新宮温泉』で車中泊。一泊のつもりが、祖谷渓があまりの人の多さに、結局ここに2泊しました。


          一日目の道中、川之江城跡を偶然発見。見学しました。
          戦国時代のお城ですが、城主が何度も替わった後、江戸時代初中期、城主が途絶え、川之江は幕府直轄の地となったそうです。
          お城は当然、廃城となり、現在の城郭は昭和後期に建てられたものです。


          祖谷渓に残る平家屋敷資料館です。後に再建されたものですが、雰囲気は十分。
          この山深い秘境に代々暮らしてきた方々の苦労を思うと、言葉にできない感慨深いものがあります。


          祖谷渓の山のあちらこちらに人里が点在しています。驚くほど高い所まで人家が確認できます。
          ただ、離合もできないほど狭い曲がりくねった道を走りながらでしたので、ほとんど写真撮影はできませんでした。
          今回の旅行は、ほとんど写真を撮っていません。

          お盆前の墓掃除

          2015.08.07 Friday

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            JUGEMテーマ:日常
            昨日、お盆前の恒例、墓掃除に家内と二人で出かけました。
            和歌山県橋本市の紀ノ川を見下ろす小高い山の中腹にお墓があります。
            車一台がやっと通れるぐらいのコンクリートで固めた山道を延々と上ります。
            橋本の田舎道を走っていると、必ずと言ってよいほど、こういう風景に遭遇します。
            いつまでこの『墓掃除』という年中行事に来れるのか?わかりませんが、とにかく遠いです。一日仕事です。
            墓所は、どこかのお寺の所有地でもなく、管理者がいるわけでもなく、私の父方のご先祖様の所有地(共同所有地)なので、自分で管理しないと誰も見てくれる人はいないのです。
            今年の夏は日照りが続いたせいか、地面がカラカラに乾いていて、下草や藪がらしの繁殖が少なく、蚊も全く寄って来ず、草取りと墓掃除は短時間で完了しました。
            そして、昨日は、少し暑さも控えめだったので、楽でした・・・とは言っても、全身汗だく、やっぱり暑かったです。


            墓所から見下ろす景色。中央に見えるのが紀ノ川です


            1年間掃除をしていない状態・・・今年はこれでも草の繁殖が少な目でした
            ひどい年は、墓石が完全に隠れてしまうような年もあります。


            草取りをするとこんな感じになります。
            これで、あとお花を供えて線香を上げてお参りをします。

            後ろの墓石は、江戸中期から江戸後期の年号が入った墓石ですが、
            実家の仏壇の過去帳にある戒名と一致するので、ご先祖様の墓石です。
            童子、童女のお地蔵様も、きっと幼くして亡くなったご先祖様を祀るものだと思います。
            もう、石が風化して、ヒビが入ったり割れてしまったり・・・
            そろそろこの遠い遠い和歌山県橋本市にある墓所についても何とかしないといけないのかもわかりません。
            まあ、シルバーマークを貼る年齢まであと8年?ぐらいは、何とかなるかなあ?という思いもあります。

            ちょっと気になってシルバーマークについて調べてみました。
            70歳以上の者は、「加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがある」場合には、この標識をつけて普通自動車運転するように努めなければならない、道路交通法は定めている。表示する際には、「地上〇・四メートル以上一・二メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。」と道路交通法施行規則は定めている。デザイン変更後も、当分の間は以前のデザインの標識を表示しても構わないこととされている。
            なお、周囲の運転者はこの標識を掲示した車両を保護する義務を有し、幅寄せ・割り込みなどの行為を行ってはならないと定められており、違反者は初心運転者等保護義務違反に問われる。

            結局、70才を過ぎていても加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがないと判断する場合は、つけなくても良い?そして努めであって義務ではない?標識をつけている車に幅寄せや割り込みをしたら違反になる・・・ということみたいですね。

            曽爾高原温泉お亀の湯に行ってきました

            2015.08.04 Tuesday

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              JUGEMテーマ:国内小旅行
              奈良県宇陀郡曽爾村にある『お亀の湯』という温泉に行ってきました。
              以前から『お亀の湯はいいですよ!』と、立ち寄り湯で出会ったいろんな人から聞いていた温泉でした。
              源泉掛け流しの湯に入ると、ヌルヌルの泉質は、いかにも効能がありそう。
              いつも行っているすぐ近くにある御杖温泉姫石の湯に比べると少し狭い感じが否めませんが、温泉としては最高でした。
              名張から青蓮寺川に沿って山道を昇り、青蓮寺ダムの絶景を眺めつつ、さらに川沿いに険しい山道を昇ると曽爾高原温泉に到着です。

              ほぼ垂直に岩肌が切り立っていて、すごい迫力です


              なんか隠れ里のような風景  日本昔話に出てきそうな景色です


              青蓮寺川は大きな岩がゴロゴロしているなかなか荒々しい川ですが水はとてもきれい
              清流釣り(アユ釣り?)をしている人をたくさん見かけました。


              川沿いに岩山が垂直に切り立つ場所が何か所もありました


              温泉に到着しました


              11時の入場まであと少し。次々にお客さんがやってきました



              それにしても、このところ毎日、体温より気温のほうが暑いという異常な暑さが続きます。
              8月1日、知り合いの方の紹介で神戸市須磨区まで家内と二人で古物、道具類の買い取りに出かけたのですが、集合住宅の4階という情報を甘く見過ぎていました。
              エレベーターなし、駐車場までは幾つもの階段を昇り降りしながらの結構な距離。
              荷物の量はそれほどの物量ではなかったものの、やはりエレベーターなし、台車が使えない、そして炎天下36度を超える気温・・・という3拍子揃った環境が堪えたようで、依頼主様のお宅と車を4往復ほどしたところで頭がフラフラしてきて、吐き気がしてきて・・・『あれ〜、これはかなりヤバい〜〜〜熱中症?かも?』っていう自覚症状があり、近くに飲料の自動販売機はないかと探し回ったのですが、ない、ない、ない・・・・・。ことごとくない・・・。
              諦めて車を走らせて近所のコンビニ?これがまた、ない、ない、ない・・・・・。
              やっとのことで駐車場もない小さなコンビニを見つけ、車を路駐して、冷たい飲み物(デカビタC500cc)を無我夢中で買い求め、一気に飲み干し、なんとか倒れずに済んだ?っていう感じでした。
              所ジョージさんの熱中症のCMが思わず浮かんできたような状況でした。

              もともと先週からちょっと夏風邪気味で体調が思わしくなかったのも手伝い、一昨日、昨日もなんか頭がフラフラして調子が悪い。
              今日は、いっそのこと仕事はせず、朝から温泉へ行くことにしたのです。
              ちょっと命の洗濯になったような気分。
              今年の夏の暑さはちょっと普通ではありません。
              息をするのもつらいほどの熱気。
              でも、車を運転していて、中学校の横を通ると、サッカー少年、野球少年、テニス少年、テニス少女、ソフトボール少女が炎天下、元気一杯に走り回っています。やっぱり若いっていいなあ・・・・と思わずにはいられません。
              そして、各クラブ顧問の先生も炎天下クラブ指導しておられます。
              また、同じく車を走らせていると建築現場の作業員、解体現場の作業員、ペンキ塗りの職人さん、・・・・など、炎天下長袖の作業服を着て、さらにヘルメットを被って汗まみれになって作業に携わっておられます。
              ちょっと、この数週間、弱気です。完全に夏の暑さに負けてしまっている自分がいます。
               
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